心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

美しい強姦シーン

 小林紀子バレエシアターというバレエ団の作品をはじめて観た。「レ・ランデブー」「the invitation]
「エリート・シンコペーション」の3本立て。なかでも興味津々であったのは「the invitation]
振り付けはケネス・マクミランで1960年代に英国で初演されたもの。物語は中年の倦怠期の夫婦と少年と少女の絡みで構成されている。中年紳士が少女に関心を持ち、強姦をしてしまうと怖い話。よくまあバレエにしたものだと感心していいのか呆れていいのか。でもよくダンスにしてしまうよというその腕力ぶりには驚きがある。
音楽もアティアス・セイバーといって若くして事故死をしてしまった作曲家だが、これが重いストーりーにまけないくらい重いのである。つまり男と女の欲望と少年少女の性の目覚めが織りなされていて、やはり60年代のきまじめさが漂っている作品だった。
 バレエの振り付けで少女をどのように強姦させるのか。もちろんダンスであるからには美しさがなければならない。もうのすごい二律背反の世界で踊らせるのだからすごいことである。結論から言って素晴らしかった。
強姦シーンが美しく描かれるのだからもう感服である。
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by jinsei-detox | 2009-08-20 19:04