心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

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横断歩道の手前でタクシーは止まっている。もうすぐ赤信号になりそうなのにお婆さんがゆっくりと歩いている。
車道の信号は青になったが、お婆さんがまだ渡りきってないので、クルマは進めない。後ろからの車がクラクションを鳴らす。お婆さんはようやく渡りきると、タクシーの運転手にお辞儀をしてた。運転手も丁寧に会釈を返していた。 
「最近、どういうわけかみんな思いやりがなくなったというか、ほんのわずかな時間でも我先に出ようとするんですよね。」発進しながら運転手が言った。「みんななにかにせっつかれているんでしょうねえ」
「譲り合うという日本人の美徳がなくなってきているものなあ」
「ほんとうにギスギスしてますね。最近なにか日本がおかしくなってきているって感じますねえ」
 確かにそう僕も思う。会社帰りの電車に乗るとみんないらいらしていることが感じられる。怖くなるときもある。
 実を言うとこのコラムは街で拾ったいい話を紹介して、生きているってこともなかなか捨てたもんじゃないっていう感じのものにしたいと思っていたが、なかなかそれがうまくいかない。
 近頃いい話っていうか、感動するような場面をみたり聞いたりすることがないからだと思っていたのだが、どうもそうではないらしいということに気がついた。
 つまり、こっちのこころのもんだいで、気持ちにゆとりがなかっただけなのだ。言ってみれば、こっちが豊かな心で日々を過ごしていなかったのではと反省したわけである。

 日々生きていることを感謝して、穏やかな気持ちで事象を眺めれば、きっと微笑ましい事柄が新たな視線のもとに浮かび上がってくるのかもしれない。

 このタクシーの運転手のような人がいること、そんな人々の小さな善意ある話にまずは耳を傾けようではないか。運転手は礼儀正しく僕にお礼を述べ走り去っていった。まだまだいい人が黙って正直に生きている。
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by jinsei-detox | 2006-11-27 15:31

僕のハワイは…

仕事でハワイに行ってくる。ハワイはもう7、8回になるが、まだ海に足も入れてないというくらいにハワイを楽しんだことはない。まあゴルフをやれたということでもよしとしよう。いつか仕事なしでのんびりと楽しみたいと思うけど、本当にそんな日はくるのだろうか…
とはいえオアフ島のワイキキあたりを彷徨く歳でもないので、他の島で1日中ぼーっと過ごしてみたいものだ。
よく聞く話だがハワイは気を高めてくれる土地だという。知り合いの風水を研究している若い女性も自分の運気を高めるためにときどき訪れるとか言っていた。なんでもハワイ島のハプナビーチの当たりが、昔の島の人たちの聖地であったということを聞いたことがある。その場所で瞑想に耽るといいのかもしれない。
  ハワイにいってなによりも感動するのはまず木が大きいことだ。木が大きいとそこになにかしら魂が宿っているような感じがする。それと1年中花が咲いていること。満点の星々の中を流れるミルキーウエイの神秘。それらは南の島でなければ体験できないことだ。
  話は異なるが、いつだったか、ハワイからの帰りの飛行機の中で真珠湾攻撃に参加したパイロットだったという老人と隣り合わせになって、いろいろ話を聞かせてもらったことがあった。
  彼は戦後、アメリカで企業専門のの弁護士になり、世界を股にかけて仕事をしたらしい。それで新婚旅行で立ち寄ったハワイが気に入り、いつかこの土地に住みたいと思ったという。あmだ1ドル360円の頃だ。そして日本人にも不動産を購入できるようになったときハワイ島の一等地を別荘地として大々的に買ったという。先見の明があり今ではその土地は超一等地の別荘地になっているということだ。今は奥さんも亡くなり、年に4回ほど一人で別荘で過ごすと言っていた。この人が実を言うと日本にウィンドサーフィンを紹介したのだった。
  80才を超えてまだ矍鑠としていた。日本人にもすごい人がいるものだなあと僕は嬉しくなった。あんな人の爪でも煎じて生きていきたいと思ったものだった。
  人それぞれのハワイがあるけど、僕のハワイはまだどんなものか決まっていない。
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by jinsei-detox | 2006-11-26 11:56