心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

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なるほどここが小江戸ね

 埼玉県に住んでいながら川越の街を訪れたことがなかった。西武池袋の本川越からJRの川越駅に行くために歩いたことはあったが、街を見物するために訪れたことはなかった。川越は小江戸とネーミングされ観光の街であることはいろなんなところでPRされているから知っていた。
 なるほど蔵が建ち並び、有名な時の鐘が建っており、菓子屋横町には駄菓子屋が立ち並んでいる。観光の町には若い女の子もおじさん、おばさんたちも大勢歩いている。観光用の小さなバスまで走っている。
 川越の街を僕があらためて紹介するまでのこともないだろうが、街は江戸から十三里という近くにあったせいか、蔵通りはほんとうに江戸の面影が残っている。古い町並が観光の名所となり街の経済に寄与するなんてほんの3、40年前には思っても見なかったことだったに違いない。
 川越は山本周五郎の短編小説(タイトルはなといったけな)にあったように大火があったが、関東大震災には耐え抜いた大地であったらしく、幕府には北の守りを担う要塞であった。歴史的に見ても浦和や大宮よりも人口もあり、大きな街であり、城下町独特のおもしろさを持っているようだ。
 実をいうと天海僧正が関係するという喜多院に厄払いをしてもらうために出かけてきたのであったが、このお寺がまた大きくてびっくりしてしまった。「さすがあ天海僧正」とひとりごちたもののこの天海僧正が家康の参謀であったことや謎多き人物であるということくらいしか知らない。でも天海僧正が抜群の野心的能力を発揮したことは広く知られている。厄払いより少しそちらの能力をお裾分けしてもらったほうがいいのかもしれないと喜多院の近くのおそば屋でお酒を呑みながら、これからの人生を思ったものだった。
http://www2q.biglobe.ne.jp/~ysakamot/index.htmld0093506_1938156.jpg
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by jinsei-detox | 2008-03-11 18:27

おっさんがいく

 先日、会社から帰宅しようと思って会社のビルを出たとき、目の前の路上を一人のおっさんがすべっていった。そう、まさにすっとすべっていったのである。男は少年があそびで使う片足で漕いで、運転するスクーターに乗っていたのだ。
 暗いからよくわからなかったが50才は過ぎていたと思う。それだけでも奇異な感じがするのに、おっさんはホームレスとわかるような荷物を背負っているのだ。僕はその男に、おおっーと感嘆せざるを得ない新鮮みを感じてしまったのだ。僕も駆け足で追いかけて手持ちのデジカメにおさえようと思ったが、肖像権というもの持ち出されたりしたら困るし、喧嘩もしたくないので(感動を覚えている人と)諦めて見送ったのだったが、なにかそのおっさんが自由そうで羨ましくなった。どこで手にしたのかわからないが子どもの遊ぶスクーターをその歳で移動手段にするなんて誰も考えもしないよ。
  その夜、僕も遅く家に帰ってガレージにおいてある、息子が遊んでいたスクーターを見つけ出し、誰もいないアスファルトの道を走らせてみたが、1分もしないうちに飽きてしまってバカじゃないのかと独りごちたのである。考えてみたらあのおっさんだって遊んでいたわけではないだろう。でもあの顔は楽しそうだったな…
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by jinsei-detox | 2008-03-03 18:24