心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

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 故郷の中学時代の同級会に参加してきました。
当時の紅顔の美少年も見目麗しき美少女もすっかり、おばさん、おじさんになっているのでした。
 それでもどこか当時の面影がどこかしらに残っているのが不思議なものです。「3丁目の夕日」のガキ連中が還暦を迎える時代になったのです。
 みんな孫がどうたらこうたらという話とか娘がまだ嫁に行っていないなんていう話ばかり。なんだか一人取り残されたみたいで、まあそんな所帯じみた話ばかりするなとお酒を注ぐのですが
「ほんとあんたは若いねえ」と呆れたような顔でまじまじと僕を見る。若いと言われて悪い気がしないでもないが、なんだかこっちがまともな人生を送っていないような気にさせられる。
「まあバカは年取らないっていうからな。まあ飲め」とかわからないようなことをいうのだった。
このクラスにも僕の親友だった男とあと二人ほど死んでいる。担任だった五十嵐先生もお亡くなりになってしまった。ちょっとおませで色っぽかった水島さんは今年なくなったという。
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「昭和30年代の南中3年9組です」

 二次会でカラオケを歌おうということで隣の部屋へ移動。宴会などで歌いなれた奴がいるいる。d0093506_1423915.jpgこっちはもう五年ほど声を出していないので、なにを歌おうかと迷いながら考える。僕が歌える歌でこの場にあった歌はなにかないか。ああ、まいったな。というわけで歌った歌がピンカラトリオの「女の道」。なんでこの歌なのか自分でもわからない。(自己分析するのはひかえます)
あの写真に写っているのは僕ではありません。
 さて、この日同級会に参加した人22人ということでした。40年前の中学の同級会にしては結構出席していると思われますが、いかがなものでしょう。
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by jinsei-detox | 2008-09-22 14:05

ロシアにくたびれたら

 高2の息子がロシアのサンクトペテルブルグに短期留学に行った。サンクトペテルブルグといえば、ロマノフ王朝の首都だった。そのくらいのことは知っていたが、彼の王朝のことはほとんど知らない。
 昔からエルミタージュ美術館などがあるペテルブルグのことは興味があったけど、本などを読むきっかけがなかった。で、ものはついでと、まずはエカテリーナ女帝のことは池田理代子の漫画で済まし、帝政末期に現れた怪僧ラプーチンの伝記を読んだりする。ふうっ、おもしろいけど、しんどい。
 そんなときは、息抜きに時代小説がいい。最近は山本一力に傾倒している。江戸深川を舞台にした本格化時代小説だ。江戸の町の様子が手に取るようにわかる。長屋に暮らす庶民の生活感覚がとても新鮮に感じられるのだ。彼の特徴は仕事ということをキーワドに話が展開される。つまるところ成功する人間の感覚や知恵などは昔も今も変わらないということを実感できるのだ。周りの人への心配りや配慮、伝統にたいする畏敬のこころなどが
江戸にくらす人々の息遣いとして感じることができるのだ。
 スケールのでかいロシアの歴史やペテルブルグの王宮や街通りをうろつくことに疲れた僕には江戸の町に戻ってくるとほっとする。
 それにしても現代のロシアという国も長いソ連時代の影響があってか、仕事の運び具合がえらい、悠長というか遅いというかのんびりしているのだが、あれで資本主義経済に移行したというのだろうか。中国もそうだけど、ますます格差社会がはびこり、やはり昔がよかったみたいなことを言い出すのだろうな。
 学生時代にドストエフスキーを少し読んだことがあるが、あの帝政末期のロシアが生んだバルチック艦隊を沈めた明治の日本海軍の努力はたいしたものだといまさらながら思うのである。4回戦ボーイがチャンピオンをko したのだから、世界は日本を敬意をもって遇したのは当然なのだろう。
 あの頃の日本がいいのか、今の日本がいいのか本当のところわからないのだけど、生きている人間の心意気というものがすっかりなくなったというのは事実だろうな。
 なんだか変な流れになってしまったけど、ロシアはしんどい。でもチェーホフやチャイコフスキーそしてタルコフスキーに惹かれるのもこれまた事実。
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by jinsei-detox | 2008-09-15 01:07