心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

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悲しかった3月ウサギ

 昨日下の息子と「アリスワンダーランド」3Dを観に行った。3Dといえば「アバター」もそうだったのだが、僕は残念ながら3Dでは観ていない。いやそれにしても3Dというのは目が疲れるし、色が駄目だね。青いフィルターがかかっているようで色彩が暗くなってしまうのだ。僕はめがねをときどき外しながら、本当の色はどんものかと比べながら観たのだった。さて僕が「アリス」を観に行ったのは3Dが観たかったからではなく、30年前僕も「もう一人のアリス」という芝居を作ったことがあったからなのだ。その作品は千葉の精神病院の入院患者さんと一緒に作ったもので、千葉市の市民会館で公演を行ったものだった。当時新聞などで話題になり、けっこうひやひやした体験があったのだ。そんなこともあり、あの映画のポスターをみたとき、これはいけるという感触があったので上映が待ち遠しかったのだ。「これは夢の中のお話ね。夢が覚めたら私は違う私でいるはずよ」というトーンはまるで僕の芝居から盗んだような台詞があり驚いてしまった。
 監督は「チャーリーとチョコレート工場」のティム・バートンだという。ルイス。キャロルの原作をどんな風に
退屈させずにお話を作るのかを楽しみにしていたが、物語としては僕の作品よりつまらないと思った。ずいぶんおごり高ぶった言い方に思うだろうけど、僕の作品のアリスは狂気と現実をテーマにしていたこともあり
あんな表面的な遊びには終わらなかったという自負がある。しかし、いかに絵を楽しませるかという点では
さすがにさすがにわくわくする絵作りをしていたことは認めよう。それにしてもルイスキャロルの作品はあのきてれつな言葉のやりとりにあるのだが、翻訳された言葉の掛け合いではそれが十全に伝わらなかったことが致命的なものだった。3月ウサギの狂気を3Dで見せたところで納得できるものではないのだ。それでもこの映画がヒットしているというのは楽しいことだ。でも物語性におもしろさがあるわけではなくいったいなんでだろうと息子と話をしながら帰ったのだった。
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by jinsei-detox | 2010-04-26 20:52
今年の春はどうなっているの?って人々は会話を交わすこと度々です。この僕も毎日のように
この猫の目のように変わるお天気に不平不満を愚痴っています。昨日は暑いくらいだったのに今日は寒くてしかたない。桜の花もいつわっと咲いて散っていいのか、ずいぶん迷っていたみたいだ。まるで桜の花じゃないような具合の咲き方だった。
 ともすればもう5月なんだよ。
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by jinsei-detox | 2010-04-22 21:15