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心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox
 東京にどっと初雪が降りました。やはり東京は2月に降るんだね。雪が降るたびに僕は昭和11年の2,26事件を思うのです。赤坂辺りに兵隊さんが歩哨に立っている写真を見たことがあるけど、そこにも雪景色でした。ほんとうに昔のことのようで、考えてみればつい最近のことなんですね。
 
 大宮の駅でタクシーを待っている時に、大きな牡丹雪が空から舞い落ちてくるのがなんともいえない心境になったものです。スノータイヤをはいているタクシーでもなんだかおぼつかなさそうに走っていました。

 家の前はあっという間に白銀の世界が広がっています。息子を呼んで犬の散歩に出かけたのですが、彼はその雪明かりに感動していたようです。「わあ、雪明かりってほんとうに明るいんだね。幻想的だあ」

 田舎にいるおふくろさんは今雪の中に閉じ込められています。昔の時代の大雪に戻ったみたいだと嘆いています。屋根の雪下ろしも業者に頼んでいますが、順番がなかなかこないようです。
 
 この雪の生活を数ヶ月も過ごすわけですから、雪国の人間が快活で明るい性格になりようもないと思うわけです。もちろん僕のことですが、長岡人全般にいえるわけです。
 
 雪が降る あなたは来ない
 雪が降る 重いこころに
 むなしい夢 白い涙
 鳥は遊ぶ 夜は更ける

 高校時代にアダモの歌を聴きながら、ある女の子のことを思って
 胸苦しくなってしまったのを思い出します。
 失恋があんなに辛いものだということを生まれて初めて知ったのでした。
 そんな時代もありました。おかしいね。



 
# by jinsei-detox | 2011-02-15 20:06
 ちょっと時間が空いてしまいました。強烈な寒さも,この二三日少し緩んだかのようですが、まだ2月これから東京も雪が降ってもおかしくない時期です。
 さてお相撲の世界がまたまた激震しているようです。八百長発覚で3月場所は中止とか。
ほんとうにどうなってるのって言いたい。つまり世の中、とくにマスコミだけど、相撲は健全なスポーツであり、高校野球と同じようなことを要求しているようだ。そんな風な社会正義の御旗を振りかざしているのだから、やりきれない。
  前にも同じようなことを言った覚えがあるけど、相撲は古くは神事であり、芸能であり、興業の世界で動いていたモノなのである。当然江戸時代にも相撲はあったが、これも当然スポーツではないはずだ。昭和の時代、僕が子どもの頃、栃若時代や大鵬の時だって、八百長は少なからずあったはずだ。そんなこと子どもながらにも感じていたし、また誰も八百長だなんていうことに騒ぎ立てもしなかった。週刊現代がよく騒ぎ立ててたことはあったが、そんなものいいじゃないかというのが常識だったのだ。選挙じゃあるまいし、なにからなにまで清廉潔白なお相撲さんにしたいとでもいっているみたいだからバカじゃないのかと思っている。
 こんなこと思うのは僕だけかなと思っていたら、石原慎太郎が「みんな騙されても楽しんでいたんじゃないか」と言ってくれたようだ。
 新聞業界、TV業界に八百長など日常茶飯事に行われているのを、知らぬ振りして,悪をたたくみたいな発言をする醜悪さに反吐が出る。
 親方衆よ!だれか開き直らないか。これは何百年も続いてきた習慣だと!それが悪いのならおまえらは何なんだと!俺たちはプロレスラーと同じに人を楽しませているのが仕事なんだと!。そう言えよ。
# by jinsei-detox | 2011-02-06 20:23

平成二十三年だって

 平成二十三年ですって。なんだかつい最近平成になったばかりだと思っていたのに。
 で昨年の31日から田舎に行ってました。おふくろがすっかり老婆になってしまって、悲しくなりました。
 膝の痛みさえなかったら、まだまだしっかりとしているのになんとか、痛みを取る方法はないモノだろうか。
さて今年のお正月は年末に息子がお腹からくる風邪を引いたのか、僕も元旦のお雑煮を食べた後、どうも
お腹がしっくりとこず、横になりたい体調が続いていた。だから旧来の友達と会う約束も出来ず、家の中でみんなでごろっとしていたのだった。
 今年はやることがたくさんあるし、最後の一戦になる賭を仕掛けたのだった。それを実現するためにも
体調を整えなくてはならない。
 それにしても今年の長岡は雪も降らず、のんびりとした三が日でした。
# by jinsei-detox | 2011-01-04 13:00
今日は12月31日。今年も今日で最後という日。
 僕の住んでいるところは大宮の見沼田んぼが見渡せるところ。その西の彼方に大宮の高層ビル越えに富士山が見える。いつものように早朝、近くの空き地に犬を連れて歩いているときに、少女とも老婆とも思えぬ女性が坂の途中で富士山を拝んでいた。歩いている途中で富士山に気づき思わず、手を合わせたのかも知れない。
 たしかに朝日を浴びた富士山は気高く荘厳な感じをあたえるものだ。昔僕の祖母が窓から差し込むお日様に向かって手を合わせている姿を何度も目にしたことがあるが、近くにいた女性はそんなに歳を取っていたようには思えなかった。まあ少女ということはないだろうけど、今時の女性にしては珍しい姿だった。
 祈るという姿をあまりにもまじかなところで、目にしたので少しどぎまぎしてしまったが、祈るしかないあるいは祈りたいという気持はじゅうじゅうわかるので、相手に気づかぬように引き返した。
# by jinsei-detox | 2010-12-31 08:50
 18日に東京文化会館で公演された東京バレエ団のベジャール作品「M]を観てきた。
 初演の時は三島由紀夫の作品を・ベジャールがものすごい読み込みをしているという感激を覚えたのだったが、このたびは何故か興奮する内容が僕にはなかった。
 僕のバレエに対する見方が当時とかわったのだろうか。
 ダンサー達が未熟すぎるように僕には思えたのかも知れない。さすがにラストの場面で小学生のイメージの三島が死ぬところに共感するものが込みあげてきたものの、全般に緊張感のない舞台のような気がしたのだった。
 ベジャールが不在だからなのか、三島のメッセージをすでに公演する側が見失っているのかもしれない。
つまり、ベジャールが三島の作品になにを見ようとしていたのかという探求心が作る側の動機がうすかったのじゃないか。
 でも会館はいっぱい観客が入っていて、アンコールの拍手はものすごかった。僕の感覚がおかしいのか
 その日の観客があまちゃんなのか、いまのところわからない。
# by jinsei-detox | 2010-12-19 19:55