甲府に美宇ちゃんがいた
2009年 08月 10日
不景気の底にあって、政治の不信も重なり、日本は重苦しい曇り覆われているというのが実感だ。
さて甲府まで出かけ、小学校3年生の卓球少女こと平野美宇ちゃんに会ってきた。彼女の活躍ぶりはマスコミで知っていたが、3人姉妹と彼女のお母さんに直接会って感心する話を聞いてきた。
彼女はマスコミに押しつぶされないように慎重に対応しているという。先日のカブの試合で優勝したが、試合を重ねるごとにカメラマンの数がだんだん多くなってきて優勝決定戦には山のようなカメラマンたちがひしめき合って来たという。そのときお母さんはあのカメラマンの数は美宇ちゃんのポイントだよと話したという。対戦相手はあんなに大勢のカメラマンには驚いて緊張しまくりだけど、あなたはなれてきているのだからポイントをもらったと思えいいんだよ。と励ましたという。話を聞いているとこのお母さんはマイナスをプラスに考えて苦難を乗り越える知恵を子どもに教えている。すごいなあこの人はって感心した。
それとおかしかったのは3人姉妹の長女なんだけど、その3人の関係が実におもしろかった。次女は長女がライバルで三女はもう無関心を装うような素振り。とても可愛い3姉妹で兄弟のそれぞれの母に対する甘えの仕方が違っているのですね。三女は全然卓球に関心を持ってない素振りだった。それがまた頷ける生き方に見えてきて微笑ましかった。
曇天の夏に一瞬の清涼感のある人々にあったことがとても嬉しいものでした。
by jinsei-detox
| 2009-08-10 20:59