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心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

日本春歌考はおもしろい映画だった

大島渚監督が一昨日亡くなった。そのことをいろんなテレビ局が報じているが、どれもこれも同じような内容で際だったものがない。もともとテレビ報道に期待する方がバカなのだが、もう少し本気でとりかかろうとする人がいてもよさそうなんだけどねえ。
 というのも僕は大島渚の映画の猛烈なファンだったからだ。
「日本春歌考」「新宿泥棒日記」「少年」「絞首刑」「儀式」などに胸を躍らせたものだ。特に「新宿泥棒日記」は映画を作りたいオッさんたちの匂いがむんむんしていて、こちらも早く自分もそんな仲間になりたいと思ったものだった。そうそう「愛のコリーダ」や「戦場のクリスマス」も後年になったが楽しませてもらった。
 いつも思っていたことだが、大島渚は話題作りにとても長けていると思った。いやでも注目させられてしまうテーマをその時代に作るのがうまいのだ。そういう映画はやはりヒットした。
 いつだったか僕が映画を志していたころ、確か「儀式」という映画の感想を言い合う会があり、ゲストの監督に「君のような発言を期待していたのだ」と同意されたことがあった。いまでも覚えているのは僕が大島組に参加させてほしいようなことを申し出たときにちゃんと金を取れるような腕になってやってこいと言われたことがあった。
つまり1本立ちして俺のところに来いと断られたのである。いつかいつかと思ううちに今になってしまった。
 残念だった。僕の情熱とエネルギーが足りなかったのである。大島渚の作るような映画を作りたかった…。
 
by jinsei-detox | 2013-01-17 19:30 | 文化