心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

涙をマスクで拭いていたよ

先日の日曜日、百田尚樹原作「永遠の0」を観てきました。
小説もよかったけど、映画も簡潔にしかも小説の中身を的確に掴み、見事に仕上がっていた。
零戦や航空母艦赤城などはどのようにCGで映像化したのかまったく分からないが、本物の空中戦のように
思えたし、その迫力は凄いものだと感心した。
映画館の場内は結構若い人たちが大勢鑑賞しているのが嬉しかった。隣からも前後の椅子からもすすり泣きの
パレードだった。僕も主人公宮部久蔵の気持ちを思って涙が流れてしまった。幸いマスクをしていたもので、そのマスクで
涙をふいたりしてごまかしていた。
それにしても未だ映画館には入場者が絶えないという。この映画は時代の空気になにか触れたというか、人々が欲していたもの
なんだろうな。自虐するだけの日本ではなく、あの戦争を肯定するわけではないが、国ではなく家族のために戦った男の
闘いにみんなが共感したのだろう。妻と子のために生き残ろうと必死で戦う男が、海軍一の臆病者と言われたにもかかわらず、その腕は
坂井三郎氏と並ぶほどの零戦のエース級だったことにこれまた感銘するのだ。
日本の軍隊は命を大切する思想がなかったのは周知のことだが、論理をきちっと構築する作戦戦略もなかった。その国が
戦争を始めるしかなかったというのが大東亜戦争の一番の問題だったのだ。

それにしても岡田准一という俳優がはまっていたなあ。でも評判がいい景浦というヤクザの親分を演じていた田中民の芝居には
僕は肩を竦めたかった。だって嘘っぽいんだもの。こんな風にいうのはきっと僕だろうけど…

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by jinsei-detox | 2014-02-05 18:36 | 文化