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心身に溜まった世の中の嫌な毒をデトックスしましょう。


by jinsei-detox

ある中年女性の怒り

ある中年女性の話。人から借りたオフコースのCDを聴いていたら、その日はどういう訳か、歌詞が耳に入ってきたという。で、聴いている内に無性に腹が立ってきたらしい。この曲が流行った頃は別に、なんとなく聴いていたので格別どうということもなかったが、この日は小田和正の顔を引っぱたきたくなったという。

もう終わりだね 君が小さく見える
僕は思わず君を 抱きしめたくなる
「私は泣かないから このままひとりにして」
君のほほを涙が 流れては落ちる
「僕らは自由だね」いつかそう話したね
まるで今日のことなんか 思いもしないで
さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのは 確かに 君だけ そのままの君だけ
愛は哀しいね 僕のかわりに君が
今日は誰かの胸に 眠るかもしれない

家に帰ってこの曲をネットで調べてみたが、確かになんともいえず奇妙な歌だ。
僕と話したその中年女性は「女を捨てて、愛だの、哀しいなどと」どの面さげて歌っているのか、向かっ腹が立つといっていた。その時、僕はきっと歌詞の解釈を誤解しているのではないかと言ってきたのだったが、確かに読んでみると、彼女の言うとおり、この男はなにを言いたいのかよくわからないところがある。好きだった女が他の男と出来てしまって未練たらしく別れようとしているのか。男の都合で彼女と別れるんだけど、女のことはいい思い出だったと言おうとしているのか…
この曲が流行った頃は、そういった論争というようなことはなかったのかしら?
僕はこのバンドのことはほとんど知らなかったし、ちらりと聞いた気もするけど、興味がなかった。でもこの小田和正、僕と同じ団塊の世代で、今年還暦を迎えるらしい。
それにしても読めば読むほどわからない歌だ。だれか歌の真意をおしえてくれないかな…
by jinsei-detox | 2007-03-31 22:21