昨日の続きです。
サンクトペテルブルグにあるミハイロフスキー劇場は1833年の創立で、ソ連時代、レニングラード国立劇場あるいはマールイ劇場といっていました。バレエとオペラ専用の劇場です。
ペテルブルグにはもうひとつ有名な劇場でマリンスキー劇場というのがあって、こちらの方が大きく現在は第2シアターという近代的な劇場を作っています。
それこそマリンスキー劇場はロシアでは名門で有名なダンサーも大勢でています。最近日本人の女の子で石井久美子?という子が昨年、コールドで入って騒がれました。けだしマリンスキーは観光客が大勢いくところで、劇場も第2シアターを作ったのはもっぱら収入源の拡大を考えたからのようです。一緒にいったバレエ評論家はマリンスキーのレベルがあまりにもひどくなったと嘆いていました。
それにくらべるとミハイロフスキー劇場はナチョ・ドアトという振付家を招いたり、ワシリーエフやサラファーノフなど
やたら超大物を入団させていまや全世界の注目を浴びているようにワッショイワッショイと言う状態みたいです。
たしかにミハイロフスキー劇場はマリンスキーに比べると小さいですが、地元のバレエ好きがいく小屋のようで
ぐっと落ち着きがあるみたいでした。
僕が観た演目の「くるみ割り人形」はちょっとおしゃれをした子どもたちが親に連れられて観にくるワクワクする夜のようです。
バレエのチケットも最初のプレミアでなければ3000円ほどのお金で、いい席で観られるようです。
ボリショイバレエのチケットが16万もするのはクレイジーとしかいいようがないようです。
それにしてもバレエというのはほんとうに淡い幻影を誘う夢の時間というしかないのです。
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by jinsei-detox
| 2014-01-15 20:51
| 文化