気が付いたら9月はまったくこのブログに手を付けなかった。危うくセーフ。
あの異常に暑かった夏も、いまでは朝など肌寒さを感じるほどになったから不思議なものだ。
最近DVDで「アムール」というフランス映画を観た。別に愛情物を観たかったわけではないが、ほんのりとした
上質な家族愛みたいなものを期待して観たのだが、これは恐ろしいほどの人間のエゴ?の話であった。
老夫婦の話で妻が脳と身体に異常をきたし、夫が彼女を介護する物語なのだ。二人は音楽家であり、裕福な
環境にある。夫は献身的に老いの身でありながら妻を介護する。映画はアパルトマンの中で外の風景はいっさいない。これだけでも映画としては退屈な環境なのだが、それが緊張感あるストーリであきさせない。しかも介護の風景でだ。要は観ているだけでも介護というのはほんとうにかなわない人間のやりとりなんだということがわかる。
僕はまだ母親の介護もしていないので、こんな暢気なことを言っているのだが、いずれその時期がやってくるのは目に見えている。ため息をつきながら誰しもがこんなやりきれない世界を経験するのだと思うと滅入ってしまった。
あの異常に暑かった夏も、いまでは朝など肌寒さを感じるほどになったから不思議なものだ。
最近DVDで「アムール」というフランス映画を観た。別に愛情物を観たかったわけではないが、ほんのりとした
上質な家族愛みたいなものを期待して観たのだが、これは恐ろしいほどの人間のエゴ?の話であった。
老夫婦の話で妻が脳と身体に異常をきたし、夫が彼女を介護する物語なのだ。二人は音楽家であり、裕福な
環境にある。夫は献身的に老いの身でありながら妻を介護する。映画はアパルトマンの中で外の風景はいっさいない。これだけでも映画としては退屈な環境なのだが、それが緊張感あるストーリであきさせない。しかも介護の風景でだ。要は観ているだけでも介護というのはほんとうにかなわない人間のやりとりなんだということがわかる。
僕はまだ母親の介護もしていないので、こんな暢気なことを言っているのだが、いずれその時期がやってくるのは目に見えている。ため息をつきながら誰しもがこんなやりきれない世界を経験するのだと思うと滅入ってしまった。
#
by jinsei-detox
| 2013-09-30 19:37
| 文化